✔ 年末調整とは
年末調整とはなにかを考えてみました。
たとえばの話です。
毎月給料が8万円あって、所得税が1000円だったとします。
そすると給料の全額は96万円で税額は1.2万円になります。
給与の控除が55万円あり、基礎控除が48万円なので税額は0円になります。
いわゆる103万円の壁です。
となると毎月の給料8万円から1000円差し引かれて支払われたので、差額の1000×12=12000円は給料を受け取る人に返さなければいけません。
つまり還付するわけです。
これが年末調整と呼ばれるものです。
✔ 給与所得者の保険料控除申告書
ここから同じような書類の名前が出てきます。
年末調整をするためにまず上の「給与所得者の保険料控除申告書」が必要です。
こんな書類で生命保険、地震保険、社会保険など控除金額を計算します。
✔ 源泉徴収簿
毎月の給料と税額、保険料など控除されるものを記入します。
上の例で年収が103万円以下のとき、支払った税金額がそのまま還付される金額になってあらわれます。
✔ 給与支払報告書
ここからは上の年末調整とは関係のない、「給与支払報告書」についてです。
年末調整とは関係がないと書きましたが、年末調整に利用した「所得税源泉徴収簿」と「給与所得者の保険料控除申告書」を参考にします。
これを上のふたつの書類を参考にして書き込みます。
ここで注意していただきたいのですが、この書類は三枚複写になっています。
上から給与支払報告書、二枚目と三枚目は源泉徴収票という名前になっています。
給与支払報告書は市へ提出します。
市はこれをもとに市民税を計算するようです。
下の二枚はこの書類の該当者と税務署です。
税務署へは給料の額に関係してきますが、必要な方だけが税務署へ提出します。
市への給与支払報告書の提出期限は1/31までとなっています。
すこしあわてて調べてみました。